◆プロボクシング ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者アンソニー・オラスクアガ―同級1位ジョナサン・ゴンサレス(14日、階級狙う東京・有明アリーナ)
WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)に挑戦する同級1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)が6日午後、制覇来日した。日寺ぐち つぼ イラスト
プエルトリコから約24時間かけての移動にも関わらず 、地拳疲れた表情を見せなかったゴンサレスは「14週間の練習を経てグレートな状態になった 。朗に(階級を上げて)水が飲める 。勝っハッピーだよ」と手に持ったミネラルウォーターのボトルを振ってみせた。統戦
2019年8月にはWBO世界フライ級王者(当時)の田中恒成(畑中)に挑戦して7回TKO負けを喫した後、ボクシング2ジョナサン・ゴンサレスがてもらいをやりたいライトフライ級に転級して世界王座を獲得 。階級狙う22年11月には岩田翔吉(帝拳)の挑戦を受け 、制覇貧 乳 グラビア判定勝ちで退けている 。日寺24年3月にはWBO世界同級暫定王者だったレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)との団体内王座統一戦を判定で制し 、地拳3度目の防衛を決めた後、朗にIBF王者シベナティ・ノンシンガ(南アフリカ)との統一戦が実現せず。勝っ減量がきつくなったことから、世界2階級制覇を目指して再びフライ級に戻った 。「1日2食だったのが 、今は1日3食で水も飲める。現在は120ポンド(約54キロ)だけど、走ったら10ポンド(0・45キロ)は落ちるから」と余裕を見せた。
今回は岩田戦以来、2年ぶりの来日 。判定勝ちでWBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王座を守ったが、今回は挑戦者の立場。「オラスクアガは大変グレートでパワフルなボクサー。でも 、私もスピードや経験で勝っているから。相手は若くて王者でもあるが 、それに対抗するのは経験 。イニシアチブを取る」と話し「明確に勝つ。そのための練習はしてきた」と90ラウンドを重ねたスパーリングで日増しに自信をつけてきた。
「3歳と6か月の娘が一番のモチベーション」というゴンサレス。2階級制覇の先には、13日にWBC世界フライ級王座決定戦(有明アリーナ)に臨む寺地拳四朗(BMB)との“決着”を望んでいる 。昨年4月、当時WBAスーパー&WBC世界ライトフライ級王者だった寺地と3団体統一戦が予定されたが 、ゴンサレスが肺炎にかかって中止に。寺地は急きょ、オラスクアガと防衛戦を行った経緯がある。「拳四朗戦が中止になって悲しかった 。今回、拳四朗には勝ってもらいたい。そして、拳四朗と統一戦をやりたい 。2階級制覇と統一戦が私の夢だ」と王座奪取へ力を込めた 。
戦績は25歳のオラスクアガが7勝(5KO)1敗、33歳のゴンサレスが29勝(14KO)1分け。
試合はPrime Videoで生配信される。
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